スタッフブログ
終活は30代でスタートすべき理由丨進め方ガイド
2023.02.02
24時間365日キリスト教葬儀の専門スタッフがいつでも対応します。
0120-51-8431
- 24時間365日対応
- 電話相談・通話無料
QRコードを
読み取ると、
すぐにダイヤル
できます
「終活は30代からスタートすべき?」
「終活は何歳くらいから意識すべきなのでしょうか?」
このようなお悩みを抱えている方も多いでしょう。
30代というと、健康不安を抱えたり、少し将来のことを真剣に考えてみようと思う方も増えてきます。
このようななかで終活について考える方も増えてくるでしょう。
当記事では30代から終活をスタートすべき理由について解説していきます。
終活を30代でスタートする理由
終活を30代でスタートする理由は次の3つです。
・仕事に慣れ始めてきたころだから
・ライフステージが20代と一気に変わるから
・健康状態に不安を抱え始めるころだから
終活というと30代といわず60代くらいからスタートするのではないかと考えられがちですが、実は30代もスタート時期としてはおすすめの時期となっています。
その理由について以下では詳しく解説します。
仕事に慣れ始めてきたころだから
終活を30代でスタートするべき理由の一つ目は、仕事に慣れ始めてきたころだからです。
高校卒業からであれば10年以上、大学卒業からであれば8年程度社会人として働いている計算になり、少なくとも学生時代よりは働くとは何かがわかっている方も多いでしょう。
30代になると成果が求められはじめますし、独立する方も出てきます。
そのなかで、これからどう生きていくかを考えるために終活というゴールを確認することはとても大切です。
ライフステージが20代と一気に変わるから
30代は仕事のなかでも転機になることが多く、ライフステージが一気に変わる方も多いでしょう。
たとえば、昇進を機会にしてご家庭を持つ方もいらっしゃいますし、お子さんをご出産されれることもあります。
このように30代は仕事もプライベートも充実して、ライフステージが20代と比べるとワンランク上がることも多いです。
ですから、次の40代に向けてまたどのようにライフステージを変えていくのかを終活というゴールに向けて考えていくことも大切です。
健康状態に不安を抱え始めるころだから
10代や20代と比べると30代は持病を抱える確率も高く、健康診断で重大な病気も見つかる可能性が高い年代です。
30代前半は良くても、後半になるにつれ、どんどん健康不安は増えていくでしょう。
このときになってはじめて健康に気を使うようになっていては、取り返しのつかない自体になってしまうこともあるので、常にゴール(終活)を意識しながら、どんな生活を送るべきなのかを30代前半から考えておきましょう。
終活を30代でスタートするメリット
ここまで終活を30代でスタートすべき理由をお伝えしてきました。
ここからは30代でスタートするメリットについても確認しておきましょう。
具体的には次のとおりです。
・今までの人生について振り返られる
・資産形成をスタートするきっかけになる
・ライフプランを考えられる
特に終活の考え方を「死ぬための準備」と考えるのではなく、「どう今後の人生を生きていきたいか」を考える必要があるので、この点には注意して下さい。
今までの人生について振り返られる
終活を30代でスタートするメリットの一つ目は、今までの人生について振り返られることです。
先ほどもお伝えしたように、終活は「今後どう生きていくかを考える」ことでもあるので、今までの生き方を一度確認して、将来の生き方を決めていかなければなりません。
たとえば、「20代は健康に気を使わずに生きてきたけど、老後も健康に生きたいから少し健康に気を使ってみよう。」と過去を振り返りながら今後を考えていきます。
30代というと、2022年現在の定年で残り30年程度、平均寿命で考えると50年程度が残っています。
ですから、一度立ち止まって人生をよりよい方向に修正するというのは、今後を生きるために重要なことです。
資産形成をスタートするきっかけになる
30代の終活ではどう生きていきたいかを中心に考えます。
どう生きていきたいかを考えるときには当然生活レベルも関わってくるので、資産をどのように貯めていくのかを考えるのも大切でしょう。
たとえば、「老後には妻と一度は世界を見てみたいから旅行費用を積み立てていこう。」と考えるだけで目標金額は明確になります。
仮に30代のときから老後に向けて2,000万円貯めようと決めれば、1年間でおよそ60万円貯めれば十分に間に合います(30歳正社員の場合)。
ですから終活を見据えることは、将来の生活を楽にするといった側面もあるといえるでしょう。
ライフプランを考えられる
ここまで「今までの人生を振り返ること」と「資産形成を考えられる」点を30代で終活をするためのポイントであるとお伝えしてきました。
両者を合わせて計画を立てると、今後数年間のライフプランがはっきりとわかってくるでしょう。
ライフプランというと、次のようなものです。
・引っ越しはするべきかどうか
・ジムに通うべきかどうか
・毎月どれくらいの貯金をすべきなのか
このように日常の些細なイベントもライフプランとして組み込まれていくでしょう。
では、どのように終活に向けたライフプランを練っていくのかを次の項目では解説します。
終活を30代でスタートする方法
終活を30代でスタートする方法は次のとおりです。
・どう生きるかのテーマを考える
・エンディングノートを書き始める
・将来設計をする
それぞれ確認していきましょう。
終活スタート①どう生きるかのテーマを考える
終活をスタートする上で、とても大切になってくるのは今後どう生きていくかのテーマです。
テーマとは、たとえば「80歳になっても健康でいたい」といった「ふんわりとした目標」でいいでしょう。
このテーマを決めたら具体的に「どうすればテーマを達成できるか」を考えていきます。
テーマを決めたら次の3つに分割すると日常生活まで終活の考え方を応用できます。
目的:テーマを達成するための目標
目標:「目的」を達成するための手段
手段:「目標」を達成するための日常生活での計画
このようにテーマ・目的・目標・手段という4つの行動計画を立てると日常生活でもきちんと取り組め、少しずつ生活に変化が訪れるはずです。
終活スタート②エンディングノートを書き始める
どう生きるかの行動計画ができたらエンディングノートを書き始めてみるといいでしょう。
エンディングノートとは、終活のために活用するノートを指していて形式はどのようなものでも構いません。
ただ、先ほど決めた4つの要素を毎日どのように達成していくかを書き込める形式のものがいいでしょう。
終活スタート③将来設計をする
エンディングノートでは1日ずつ何をするか行動計画を立てていきますが、全てにゴールが設定されていなければなりません。
今日行うことは、将来の何に役立つのかを明確にわかることが大切です。
たとえば、今日少し運動することは来年までに3kgのダイエットに成功するために行っていると考えれば、何事にも前向きに取り組めることでしょう。
終活を30代で行う際の注意点
ここまで終活をスタートする方法について解説してきましたが、いくつかの注意点があります。
急ぎすぎない
計画を練り直すのはよくあることと考える
デジタルデータの管理も徹底する
これらの点にも十分に注意しながら終活を進めていきましょう。
急ぎすぎない
終活を30代で行うときには急ぎすぎないことが大切です。
というのも、30代とはいえ冒頭部分でもお伝えしたように平均寿命までは50年程度が残っているので、スタートダッシュが急過ぎると息切れを起こしてしまう可能性が高いからです。
特にライフステージの変化は今後40代でも起きますし、50代でも起きます。
ですからまずは急ぎ過ぎずできるところからスタートしてみましょう。
計画を練り直すのはよくあることと考える
先ほどライフステージは40代でも50代でも起きるとお伝えしましたが、もちろん1年単位で起きることも多いです。
そのため終活計画を練り直すことが何度も起きるのも想定しておきましょう。
もちろんそれに従って、エンディングノートの内容変更を行う必要もあるため、計画の変更と同時にノートの修正も行うようにしていきましょう。
デジタルデータの管理も徹底する
昨今では終活と生前整理・断捨離は関連性の高いキーワードとして取り扱われていますが、30代の方はたくさんのデジタルデータを保有しているので管理も徹底していきましょう。
たとえば、次のようなものがデジタルデータに該当します。
SNSのデータ(InstagramやTwitterなど)
写真データ
仕事のデータ
語弊はありますが、あなたが今逝去したとして遺族に見られては困るものから処理を行っていくことをおすすめします。
終活には宗教観も大事
終活のゴールはあなたがどのように生きて、どのような臨終を迎えたいかになります。
特に臨終の際には、どんな葬儀にしたいかも考えるでしょう。
このときに大きな方針になるのが宗教に対する知識です。
たとえば、キリスト教であれば死を喜ぶものとして考えますが、仏教では生きることと死ぬことは苦行であると考えます(そのために輪廻転生・解脱という考え方があります)。
このように宗教によって臨終後の葬儀がどのようになるかはかなり異なってくるので、30代から少しずつ学んでおくといいでしょう。
終活スタートに30代はベターな選択
今回の記事では終活を30代でスタートするべき理由について解説してきましたが、当サイトでは50代くらいからがベストな時期として定めています。
ただ、30代からの終活がダメかといわれると、そのようなことはなく、早ければ早いほど人生の生き方が変わってくるでしょう。
もちろん急ぎすぎる時期でもないので、あなた自身が頑張りたいことをまずは頑張ってみるというのも大切です。
ですから、30代だから終活をすると考えるのではなく、少しだけ取り組んでみようかなと思う気持ちを大切にしましょう。
とはいえ、終活をどのように進めればいいのかの方針が立たない方もいらっしゃるので、以下のお問い合わせページからお気軽にご相談下さい。