葬儀の準備
葬儀形式の種類と特徴を知って葬儀に備える
2023.03.03
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「葬儀形式の種類を知っておきたい」
「葬儀形式と費用の関係などメリット・デメリットを知っておきたい」
このような悩みを抱えている方も多いでしょう。
葬儀形式によって通夜や告別式があるかないかが決まったり、連動して費用が変動したりします。
それに加えて逝去される方が葬儀をどのように行って欲しいのかによっても、葬儀形式を変えなければならないでしょう。
当記事では各葬儀形式の種類や特徴とメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
葬儀の形式の種類と特徴
葬儀の形式の種類と特徴をそれぞれ確認していきましょう。
まず葬儀の形式では大きくわけて次のようなものがあります。
・一般葬
・家族葬
・一日葬
・直葬・火葬式
・その他の葬儀の形式
それぞれの特徴を確認していきます。
一般葬
一般葬とは、通常の葬儀を指していて流れとしては次のとおりです。
・通夜
・告別式
・出棺
・火葬
一般的な流れで行われる葬儀形態で、1〜2日程度で執り行われると考えておきましょう。
ご親族だけでなく逝去された方との縁がある方を広く呼ぶことになるので、大規模に行われることがほとんです。
特に社会的地位が高く、多くの方に慕われていた方は一般葬形式を求められることも多いでしょう。
家族葬
家族葬とは一般葬と同様の流れで、ご親族だけを呼んだ小さな葬儀を指しています。
比較的規模が小さくなりがちなので、費用も多く掛かることはなくアットホームな雰囲気で葬儀が執り行われるでしょう。
もちろんご親族だけといっても、規模が大きなご家庭の場合一般葬と変わらない場合もありますが、家族葬となると比較的小さな規模で行われることを指している場合が多いです。
一日葬
一日葬とは文字通り一日だけの葬儀を指しています。
お通夜を行わずに告別式から火葬といった形で行われるため、一日だけの葬儀になります。
家族葬のようにこじんまりとした形で参列者の制限をするといったことではなく、あくまで一日だけの葬儀なので誰でも参列できます。
通夜を含んだ二日間にするよりも、参列者の負担やご家族の負担を軽減したいと考える方におすすめの形式といえるでしょう。
直葬・火葬式
直葬・火葬式とは通夜・告別式を行わずに火葬だけを行う葬儀を指しています。
読経による供養なども行われませんが、昨今では増加傾向にあるともいわれています。
特に都市部で顕著な傾向であり、25%の方が直葬・火葬式を選ばれるとのことなので、盛大ではないからダメだといった価値観は薄れてきていると考えられるでしょう。
このような価値観はゼロ葬といった言葉にもあらわれているため、気になる方は以下の記事を読んでみて下さい。
その他の葬儀の形式
一般葬や家族葬といった葬儀の他には、鳥葬(日本では禁止)や樹木葬、土葬(日本ではほとんど禁止)などの葬儀形式もあります。
これらの葬儀形式は日本でも自由な形式の葬儀として取り入れられていて、逝去された方の遺言などによって実行されていることでしょう。
葬儀の形式は時代の流れとともに移り変わっているので、形式や宗教などにとらわれずに一旦考えてみるといいかもしれません。
とはいえ、仏教なら仏教、キリスト教ならキリスト教といった葬儀形式を重んじたいと考えている方は、それも大事な価値観です。
仮にあなたがキリスト教を重んじていて、少し葬儀の形式を相談してみたいと思っているのなら、以下のお問い合わせからお気軽にご相談下さい。
葬儀の形式と世界の宗教の関係
先ほど葬儀の形式と世界の宗教に触れてきましたが、どのような葬儀が主流なのかを簡単に確認していきましょう。
具体的な内容は以下のとおりです。
・仏式は火葬がメインになる
・キリスト教は土葬や火葬が分かれる
・その他の宗教では様々な葬儀形式がある
仏式は火葬がメインになる
日本の葬儀では火葬が行われているため、世界でも死後は火葬されるといった感覚を持っているかもしれませんが、火葬を行っているのは意外と少なく葬儀が仏式の国に偏りがあります。
アジア圏でも儒教国である中国などはまだまだ土葬が多く火葬が行われていない地域があるほどです。
このように火葬は仏式や一部のキリスト教国で行われている実情がありますが、日本が特殊な事例であるといった点には注意しておくべきでしょう。
キリスト教は土葬や火葬が分かれる
もしかするとキリスト教を信奉している方は土葬になるといった形で勘違いをしている方もいるのではないでしょうか。
ただ、実情は土葬と火葬に分かれます。
たとえば、キリスト教国であるイギリスでは火葬が行われていますし、ロシアでも火葬が行われています。
ちなみに日本で逝去されたキリスト教信者であっても、国の定めによって火葬が行われることが多いです(一部地域では土葬も許可されている)。
このような実情があるため、単にキリスト教だから土葬といった決めつけをするのはやめておきましょう。
その他の宗教では様々な葬儀形式がある
先ほどまでは火葬と土葬といった二元的な話をしてきましたが、その他の宗教では様々な葬儀形式があります。
たとえば、まとめてみると次のような葬儀形式があるでしょう。
・インドネシア:トラジャ族のもがり
・チベット:鳥葬
・インド:水葬
上記のように国や文化によって異なる葬儀形式があるため、あくまで火葬はその一部であるといった認識が必要でしょう。
葬儀形式のメリット・デメリット
では日本の葬儀形式である火葬式をベースに置きながら、一般葬や家族葬などのメリット・デメリットを確認していきましょう。
一般葬のメリット・デメリット
一般葬最大のメリットは、多数の参列者を呼べて、多くの方に見守られながら逝去された方を送り出せることです。
一般葬の葬儀は大規模になり費用もかさみますが、最後のときを多くの方に見守って欲しいといった要望が逝去された方からあれば、一般葬を選んだほうがいいでしょう。
逆にデメリットとしては、費用が高くなる点です。
全国的な葬儀費用の平均額は200万円弱といわれていて、ご家族の大きな負担になる点も考えておかなければなりません。
家族葬のメリット・デメリット
家族葬のメリットは、親しい間柄の方に限定して葬儀をできる点です。
葬儀を盛大にするよりは、逝去された方や来ていただいた方へのきめ細やかな対応ができることでしょう。
小さい規模ながら温かみのある葬儀を行えるのが家族葬のメリットです。
ただ一方でデメリットとしては、参列してくれる方を選定する作業が難航する恐れがある点になります。
家族葬は規模が小さいため、参列者に呼ばれた・呼ばれていないといった点で後々トラブルになってしまう可能性がある点には注意しましょう。
一日葬のメリット・デメリット
一日葬のメリットは用意する側の負担が軽減されることです。
通夜がないことによって1日分の準備期間が軽減されるので、ご家族の負担はおおよそ半分になりますし、ご高齢の方が長い葬儀に対して負担になることも軽減されます。
一方でデメリットは参列する方のなかには、逝去された方との別れを惜しむ期間としての通夜を望まれる方もいらっしゃる点です。
告別式後すぐに出棺がされ火葬が行われるため、手間の削減がされていると参列者の方に思われてしまうかもしれません。
そのため、あくまで逝去された方の遺志である点などを強調して伝えておくといった対策も必要です。
直葬・火葬式のメリット・デメリット
直葬のメリットは葬儀自体がすぐに済む点と費用が安く済む点です。
通夜や告別式を行わないため、2日分の期間がなくなりますし、葬儀場の使用料や写真などの準備も必要ないため費用がほとんど掛かりません。
一方で檀家制度における菩提寺での供養が行われない可能性がある点には注意しましょう。
何の相談もないままに直葬・火葬式を行ってしまうと、供養が行えない可能性があるため事前の相談は必須になります。
葬儀形式で逝去された方が満足行く送り出しをするためには
ここまで葬儀形式におけるメリット・デメリットをお伝えしてきました。
ここからは葬儀形式で逝去された方が満足行く送り出しをするために必要な方法をお伝えしていきます。
具体的な流れは以下のとおりです。
・逝去された方の宗教を確認する
・遺言を確認する
・適切な葬儀業者に依頼する
それぞれ解説します。
逝去された方の宗教を確認する
ご家族であればすぐにわかることかもしれませんが、逝去された方の宗教は必ず確認しておきましょう。
昨今では宗教観が薄れたとはいえ、逝去された方は信心深い方かもしれません。
死後の安息のためにも、必ず宗教の確認をして、できるだけ逝去された方の宗教の葬儀を行うようにして下さい。
遺言を確認する
また遺言を確認するのも必ず必要になります。
遺言は逝去された方の遺志が確認できるものなので実行力を持ちますし、できるだけ叶えてあげなければならないものです。
家族葬がいいと遺言に書かれているのに、一般葬にして盛大に送り出しをするとなるとご家族は満足するかもしれませんが、逝去された方の遺志は無視されていることになります。
このような事態に陥らないように、遺言は事前に確認して葬儀を進めるようにして下さい。
適切な葬儀業者に依頼する
最後は葬儀業者に依頼する際には適切な業者を選択することです。
会社によって細やかな気配りができるかどうか、質の部分が大きく異なるため、口コミや評判のいい業者を選定するようにしましょう。
葬儀形式を相談するなら
今回の記事では葬儀形式について詳しく解説してきました。
葬儀形式は基本的に逝去される方の遺志によって異なるものであり、ご家族の思いも反映されます。
それに加えて、葬儀会社が対応できるかどうかも異なってくるため実績のある会社に相談したほうがいいでしょう。
弊社ではキリスト教専門の葬儀を長年行ってきた実績があるため、葬儀形式の相談をしたい方はお気軽にご相談下さい。