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終活でやることリスト丨理想の終活を迎えるために
2023.01.31
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「終活でやることにはどのようなものがあるのだろう?」
「終活って何をやれば老後を過ごせるのかな?」
このようなお悩みを抱えている方も多いでしょう。
終活とはいえ、スタートする年代によってやるべきことは明確に異なります。
そこで、今回の記事では年代別に分けてやることリストを紹介していきます。
終活でやることリスト【年代別】
終活でやることリストに関しては年代別に優先順位が変わってきます。
そのため、終活が現実味を帯びてくる年代に分けて詳しく見ていきましょう。
具体的な年齢層は次の通りです。
・70代の終活でやるべきことリスト
・60代の終活でやるべきことリスト
・50代の終活でやるべきことリスト
それぞれの年代では、寿命はもちろん、健康寿命(人が元気に生きられる寿命)が異なるのでやるべきことも変わってきます。
70代の終活でやるべきことリスト
70代から終活をする場合、60代と比べて体力の衰えや、今後来るであろう老人ホームへの入居、判断能力の低下に備えていかなければなりません。
家族に迷惑を掛けないように以下の内容を優先的に行い、金銭的な負担から家族を守るようにしましょう。
・遺言書を作る
・葬儀・お墓の準備をする
・老人ホームの契約を考える
・自らの宗教について考える
それぞれ解説していきます。
遺言書を作る
70代の終活でやるべきことリストの一つ目は、遺言書を作成することです。
遺言書によって遺産をどのように配分するかや、持ち家をどのように扱うかなど、あなたの資産を将来的にどう使うかをお子さんやお孫さんに伝えられます。
特に遺言書は法的な効力を持つものなので、法律関係の専門家に依頼して作成し、万全を期すのであれば公正証書遺言を作成するといいでしょう。
葬儀・お墓の準備をする
また葬儀やお墓の準備をするのも大切です。
葬儀は逝去後に葬儀会社と契約しようとすると、あなたの口座が凍結されている恐れがあり緊急でご家族の持ち出しとなる場合もあります。
お墓に関しても同様で、葬儀とあわせてお墓を選ぶとなった場合、ご家族の負担が増えてしまいます。
このような事態を避けるためには、事前に準備をしておきましょう。
当社はキリスト教専門の葬儀会社なので、キリスト教徒の方は葬儀費用を先に支払う生前契約やお墓の相談もしていただけます。
老人ホームの契約を考える
葬儀とお墓の用意ができたら老人ホームの契約も考えておきましょう。
というのも、70代となってくると一人での生活が困難になる可能性もあり、契約できる判断能力があるうちに入居の契約をしておいたほうがいいからです。
仮に判断能力がなくなると、人にどこの老人ホームがいいかの判断を任せなければならなくなるので、安心した余生を過ごせなくなる可能性もあります。
自らの宗教について考える
70代の最後のやるべきことリストは自らの宗教について考えることです。
宗教は葬儀に関わってきますし、今後の余生を過ごすときの助けにもなります。
たとえば、仏教を信仰しているのであれば死を悲しいものであると考えがちですが、キリスト教の場合、死は喜ぶべきものとして捉えます。
このように宗教間で死への考え方はかなり異なってくるので、あなた自身にあった生き方を知るためにも少しだけでも触れてみるといいでしょう。
60代の終活でやるべきことリスト
先ほどまで70代の方向けに終活のやるべきことリストをお伝えしてきましたが、60代の方は元気と体力がまだまだあり、健康寿命も長いのでリストの内容も異なってきます。
具体的な優先順位としては以下の通りです。
・資産を見直す
・人間関係を整理する
・デジタルデータを整理する
それぞれ詳細に解説していきます。
資産を見直す
60代の方が終活でやるべきことの一つ目は、資産の見直しです。
60代というと、2022年現在では定年退職の時期であり、一括でまとまった退職金を受け取ることもあるでしょう。
そのため、今まで夢であった旅行や遊びをしたり、少し浪費してしまったりという考えも思い浮かぶはずです。
とはいえ、人生100年時代と呼ばれているため、仮に100歳まで生きるために、どれだけの資産が必要かを見直しておくのはとても大切です。
人間関係を整理する
また定年退職をすると、今までの会社関係の方とのつながりを一旦整理する時期に入ります。
というのも、イヤイヤ付き合ってきた方とも付き合う必要もなくなってくるからです。
人間関係で悩まされることは定年退職後にほとんどないので、思い切って必要のない連絡先は消去してしまいましょう。
デジタルデータを整理する
最後に会社関係のデジタルデータの整理も忘れないうちにしておきましょう。
重要な機密情報を自宅PCやどこからでもアクセスできるクラウドに保存していると、最悪の場合、情報漏洩の責任を問われて損害賠償請求に発展する可能性もあります。
そのため定年退職前から徐々に引き継ぎを行い、定年退職後は間違いがないかどうかだけ、きちんとダブルチェックを行って下さい。
50代の終活でやるべきことリスト
60代の終活では定年退職を見据えた動きをお伝えしてきましたが、50代の終活は、まだまだ現役世代ということもあり、また違ったやるべきことがあります。
平均的な健康寿命を考えると、だいたい30年ほどあるので、どちらかというと生き方を考え、今まで溜め込んできた不用品を捨て身軽になってみましょう。
より具体的にやるべきことは次のとおりです。
・エンディングノートを作る
・不用品の片付け
・断捨離をする
エンディングノートを作る
50代の終活で真っ先に行って欲しいのは、エンディングノートを作ることです。
エンディングノートとは、終活のなかでも、どのように生きるかを決めるためのノートです。
もちろん資産的な内容や、収入的な内容も含まれますが、もっとも大事なのは、あなたがどう生きたいかというゴールを決めることでしょう。
このゴールが定まっていないと、寿命や健康寿命が尽きるまでに納得した生き方ができず、逝去前に悔いが残ります。
不用品の片付け
また40代の頃と比べると50代は思った以上に動けなくなったり、体力の衰えからライフスタイルに変化が現れてくるでしょう。
そのため、今までのライフスタイルであれば必要であったものの必要でなくなったものはどんどん捨てていくべきです。
たとえば、40代の頃はアウトドアに行っていたものの、仕事がさらに忙しくなって、アウトドアどころではなくなったら、ご家庭で使用しなくなったものから捨てていきます。
断捨離をする
不用品の片付けが終われば、断捨離も行っていきましょう。
断捨離とは物に囚われずに生きる方法であり、「もしかすると必要かも」といった品物やサービスを捨てる・買わないことです。
この生き方を徹底すれば、あなたの周りには必要なものだけが残り、常に整理された環境になるので新しい物事をスタートするのに絶好の環境となります。
終活でやることリスト【20〜40代編】
ここまで終活を意識するであろう年代のやることリストをお伝えしてきましたが、ここからは20〜40代という比較的若い世代の終活でやることリストを紹介していきます。
具体的には次の通りです。
・エンディングノートを作る
・資産形成を行う
・自らどう生きたいかをあらゆるところから吸収する
さっそく確認していきましょう。
エンディングノートを作る
50代の終活でも同じことをお伝えしましたが、必ずエンディングノートを書いてから終活をスタートすべきです。
特に若い世代はゴールが定まっていないと、どう生きるべきかを見失ってしまい、行動に一貫性を持てなくなるからです。
たとえば、20代であれば30代に向けてどう動くかや、30代であれば40代・50代に向けてどう動くかを書いていけばいいでしょう。
エンディングノートは加筆修正を何度もしていいものなので、行動している最中に悩みがでてきたら、その都度修正を行って下さい。
資産形成を行う
また若い世代は資産形成も終活でやることリストで行うべきことです。
資産形成というと難しく感じるかもしれませんが、老後に向けて2022年9月現在の目標金額である2,000万円を何十年かけて貯めていくだけです。
たとえば20歳であれば、年間50万円を40年間で貯めていくだけなので、多くの方が達成可能でしょう。
自らどう生きたいかをあらゆるところから吸収する
最後は自らどう生きたいかをあらゆるところから吸収していきましょう。
エンディングノートを書くのは、あくまであなた自身の今の考え方になるので、生きていくうちに新しい考え方に変わることもあります。
では、どのような方法を使って吸収していけばいいかを確認していきましょう。
宗教
どう生きて行けばいいかの最も大きな指針になるのは、宗教です。
キリスト教の起源はイエス・キリストの誕生からスタートするので、紀元前からの知識があります。
たしかに今の情勢を考えると古く思える考え方もありますが、温故知新といった「ことわざ」があるように、古い知識から今の現状にマッチする考え方を取り入れてみるといいでしょう。
本
最後は本です。
本には昔から名著と呼ばれる生き方の本が複数あり、あなた自身が受け入れられそうな考えをどんどん吸収していきましょう。
昨今はWebで本の概要が説明されている場合も多いので、気になる本があれば値段を気にせず買って読んでみるといいでしょう。
終活でやることはたくさんある
今回の記事では終活でやることを多数紹介してきました。
年代別のやるべきことばかりでしたが、終活ではその他にもやるべきことは複数あります。
そのため、若い世代はそこまで意識しなくても、50代以降は少しずつ終活について考え余生をどう充実させるかを明確にしていきましょう。
終活でのお困りごとがあれば、ぜひ当社の相談窓口までお気軽にお問い合わせ下さい。