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終活は50代からスタートすべき理由
2022.09.23
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「50代から終活はスタートすべきなのか迷っている…」
「50代終活というと、少しスタートが早くて、もっと後でもいいのでは?」
このようなお悩みを抱えている方も多くいらっしゃるでしょう。
50代で終活というと、少し早いタイミングと感じられますが、実はベストなタイミングでもあります。
当記事では、50代から終活をスタートすべき理由や終活中にやるべきことなどを網羅的にお伝えしていきます。
50代で終活を意識するよくあるきっかけ
50代で就活を意識するよくあるきっかけは以下の通りです。
・生活習慣病になってしまった
・体力の衰えを感じてしまい怖くなった
・折り返し地点を過ぎて人生を考えるようになった
それぞれ解説していきます。
生活習慣病になってしまった
20代から40代にかけては仕事をし、健康に気を使わなくてもいつも通り過ごせてきましたが、50代になって体に無理が効かなくなり、持病の悪化や生活習慣病になってしまう方もいるでしょう。
会社勤めの方で有給を使って検査入院や手術などを受けると、40代の頃には想像しなかった健康に対する不安が出てきます。
このようにして自身の健康状態から終活を意識する方も多くいます。
体力の衰えを感じてしまい怖くなった
また体力の衰えを感じてしまい怖くなったから、終活を考える方も50代では増えてきます。
体力の衰えを感じるとはどういうことかというと、20代から30代にかけて、そして30代から40代にかけて感じる体力の衰えよりも、50代に入ってからの体力の衰えかたはより一層顕著になります。
例えば、階段を上がっただけで息が切れてしまったり、決まった時間には眠るようにしないと次の日に影響したりと様々です。
このような現実を目の当たりにすると、自らの死後についてもよく考えるようになるでしょう。
折り返し地点を過ぎて人生を考えるようになった
最後は人生100年時代と呼ばれる折り返し地点を過ぎて、自らの人生を考えるようになると終活を行う方も増えます。
というのも、終活には自分の死後だけでなく余生をどのように過ごすかを考えなければいけないからです。
たとえば、死後の心配を一切しない余生なのか、健康で居続ける余生なのか、人それぞれ違った価値観になるでしょう。
とはいえ、死の直前までどう生きるかを考えるのは、今まで仕事で一生懸命に働いてきた方ほどよく考えるようになります。
終活を50代からスタートすべき理由
ここまで50代で終活をスタートするきっかけをお伝えしてきましたが、続いては終活を50台でスタートすべき理由について解説していきます。
具体的には次の通りです。
1.体力も気力もまだまだ充実している
2.お金に余裕があり専門家に頼れる
3.事前に用意しておくことでトラブル回避に繋がる
それぞれ解説していきます。
理由1.体力も気力もまだまだ充実している
50代から終活をスタートするべき理由の一つ目は、体力も気力もまだまだ充実しているからです。
先ほど40代から50代にかけて体力の落差が一段と激しい点をお伝えしましたが、高齢者になってくると50代のように動き回ることもできなくなります。
そのため、まだまだ体力も気力も使える50代のうちから終活をスタートしておくといいでしょう。
もちろん体力も気力もまだまだ充実しているとはいえ、休日にはきちんとした休養も取らなければならないので、短期間で終活するのではなく、1年や2年といった長期スパンで考えていきましょう。
理由2.お金に余裕があり専門家に頼れる
50代というと、会社員の方でも役職が付いたり、経営者の方でもある程度ビジネスにゆとりを持てるようになっている方も多いかと存じます。
仮に完全に引退した70代から終活をするとなると、働いて入ってくるお金がなく、年金に頼らなければならないので、専門家に依頼することも難しくなります。
例えば、弁護士に相続の相談をしようとすると、最低でも話を聞いてもらうだけで、1時間1万円が必要です。
何度も通うことを考えると10万円程度は見込んでおいたほうがいいでしょう。
そのため、お金に余裕がある50代のほうが、こういった専門家に頼りやすいので安心して終活をスタートできます。
理由3.事前に用意しておくことでトラブル回避につながる
仮に70代や80代になってから終活をスタートするとなると、その後すぐに寝たきりになったり、病床に伏したりすることもあるでしょう。
しかし、50代であればこのような確率はかなり低いと考えられます。
それに長い年月を掛けて準備をすれば、安心した老後を過ごせる可能性も高くなります。
このように終活は長いスパンで考えなければならないことなので、スタートする時期に早すぎることはありません。
仮に早すぎたと感じたときは、少しペースを落とすようにすればいいだけです。
50代の終活で行うべき5つのこと
ここまで50代から終活を行うべき理由についてお伝えしてきましたが、次は行うべきことを紹介します。
具体的には次の5つです。
・洋服の整理
・身辺整理
・財産管理
・断捨離
・必要な施設との契約
それぞれ解説していきます。
①洋服の整理
50代の終活で行うべきことのなかには洋服の整理も含まれます。
40代の頃の服装は加齢とともに、似合わなくなりますし、体の負担になる場合もあります。
そのため、今の自分の体型にあった洋服だけを残し、不用品として整理を行っていきましょう。
②身辺整理
続いては身辺整理です。
身辺整理とは、身の回りの物を整理することを指し、持ち物も含まれますが人間関係も含まれます。
例えば、あなたに対して懇意にしてくれている方に対して、お礼をしっかりと返すといったことをしているでしょうか。
このように人間関係を整理し、仲を深めておくことは最終的に困ったときの助けとなるため、必ず行っておきましょう。
③財産管理
身辺整理とともに行わなければならないのは、財産の管理です。
口座を複数持っている、もしくは誰かに貸しているお金などはないでしょうか。
こういったお金の在り処が不透明になっていると、あなたが亡くなった後、ご家族が相続するときに迷惑がかかります。
そのため、財産の目録を作成し、次にその財産がどうなっているか、引き出す方法もあわせて確認しておくといいでしょう。
④断捨離
管理系のやるべきことの最後は断捨離です。
洋服の整理や身辺整理、財産管理を行っていると、不要なものが出てくるでしょう。
多くの方はこの不要なものに関して、もしかすると使うかもしれないといった考えから、捨てられずに保管しておくことが多いです。
しかし、今現在、整理をしてやっと見つかったものは重要度がそれほど高くないので、今後必要になることはほとんどありません。
ですから、思い切って断捨離を決行し、身の回りをスッキリさせましょう。
⑤必要な施設との契約
最後は必要な施設との契約です。
理由の項目でもお伝えしましたが、50代は一般的に入ってくるお金が多く、その後も10年以上働ける可能性も高いので、まとまったお金で終活に必要な施設と契約できます。
たとえば、老人ホームや、相続の手続きを任せられる弁護士などがあります。
この中でも特にあなたが逝去した直後に困るのが、葬儀費用です。
きちんとしたお葬式をあげたいと考えているのであれば、数百万円規模の費用が必要でしょう。
そのため、生前契約という制度を使って、事前に葬儀会社と葬儀に関する契約を結んでおくことも可能です。
もし、生前契約について知りたい方がいれば、以下の記事に詳細に解説しているので読んでみてください。
50代での終活によくある注意点
最後の項目では50代での終活によくある注意点について解説していきます。
具体的には次の通りです。
・家族との関係性が変化する点に注意する
・必要なものを他人に押し付けない
・自らの死生観に変化が生じるのは当たり前
それぞれ解説していきます。
家族との関係性が変化する点に注意する
50代での終活によくある注意点の一つ目は、どれだけ準備を入念に行ってきても、家族との関係性が変化する点です。
例えば、老後を家族に頼ろうと思っても、パートナーの死期を正確に知ることはできませんし、もしかするとお子さんが遠くで就職するかもしれません。
このように50代で決めたことは、追々変更になることも多いので、修正が可能な計画にしておく必要があるでしょう。
不必要なものを他人に押し付けない
また50代というと部下の方もそれなりの数になり、懇意にしている部下に対して使っていたバックや貴重品を渡す方もいます。
ただ、これは人それぞれで好みが異なりますし、あげたのだから使ってほしいといった欲も出してはいけません。
そのため、不必要なものを他人にプレゼントするときには、まず相手に対して必要かどうかを聞き、必要だったら使ってもらうようにプレゼントするといった方法を取りましょう。
自らの死生観に変化が生じるのは当たり前
最後に50代という比較的早い段階から終活をスタートすると、どのように生きたいかは変わってくることに注意しましょう。
明日から終活をすると決めて、一息に余生までのゴールを決めてもいいのですが、往々にして生きているうちに考えは変わってきます。
静かな余生を過ごしたいと考えていたものが、チャレンジングな余生にしたいと思ってしまうように。
ですから、あまりにも性急な終活を行うのではなく、じっくりと腰を据えて行っていくといいでしょう。
終活は50代スタートがベストな時期
今回の記事では50代からの終活について詳しく解説してきました。
終活をスタートするには50代という年齢がベストな時期で、一般的に65歳からスタートしたほうがいいといわれていますが、体力や気力などを考慮した結果当サイトではこのような結論に至りました。
特に生前契約などの業者にあらかじめ支払っておく資金を考慮したときに一番効果を発揮します。