葬儀のマナー
葬儀後の挨拶はどうしたらいい?例文も解説!
2023.02.12
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「葬儀後の挨拶ってどうしたらいいの?」
「葬儀後に挨拶を受けたらどう対応すべきですか?」
このようなお悩みを抱えている方も多いでしょう。
葬儀後の挨拶は、葬儀の翌日から行われるのが一般的ですが、初七日までに完了することを目処に動きます。
また、葬儀の挨拶を受ける側も時期が決まっているものなので、快く受け入れる体制を作っておくといいでしょう。
当記事では葬儀後の挨拶を行う方法を徹底解説していきます。
葬儀後の挨拶を行うための3つのステップ
葬儀後の挨拶を行うための3つのステップは次のとおりです。
1.挨拶すべき場所を確認する
2.服装をチェックする
3.お会いするときのマナーをチェックする
それぞれ解説します。
葬儀後の挨拶①挨拶すべき場所の確認
葬儀後に挨拶を行う際には、まず挨拶すべき場所の確認から行っていきましょう。
挨拶すべき場所とはどこかというと、以下のとおりです。
・葬儀を行ってくれた方(寺院関係)
・病院の方々
・葬儀の世話役の方
・お世話になった近所の方々
・故人が勤めていた会社の上司や部下の方
上記5種類の方々に対して挨拶すべきと考えられます。
最近では葬儀後の挨拶回り自体が行われなくなっている地域もありますが、きちんと対応したほうが、今後の関係性にもつながるでしょう。
葬儀後の挨拶②服装をチェックする
また挨拶を行うときには服装のチェックをしてから赴くようにしてください。
基本的に葬儀後の挨拶は翌日から初七日までに行われることがほとんどです。
葬儀翌日の場合には喪服を着用するのがベストですが、それ以降に関しては地味目な服装で十分でしょう。
あまりにも華美な服装はマナーがなっていないと考えられるため必ず避けるべきですし、アクセサリーなどを身につけることも避けて下さい。
基本的に地味な服装にて挨拶回りをするのがベストな選択です。
葬儀後の挨拶③お会いするときのマナー
服装のチェックまでが終わったら、関係者の方々にお会いするときのマナーを確認してから、アポイントを取るようにしましょう。
アポイントのとり方の例文としては、次のとおりです。
「先日はどうもお世話になりました。お礼の挨拶に向かいたいのですが空いているお日にちをお伝えいただけますか?」
このように挨拶周りに行く旨をお伝えし、相手の許可を取ってから時間に遅れずに向かうようにしましょう。
お寺様・僧侶・神父・牧師様の方
葬儀を依頼したお寺様や僧侶、神父・牧師様の方には葬儀の翌々日までに挨拶を終わらせましょう。
葬儀を取り仕切る方たちなので、お世話になったお礼とともに逝去された方の思い出話をされることもあるでしょう。
特に菩提寺として利用していた寺院の方々は、亡くなった方の思い出をしみじみと語ってくれるものです。
今後もお世話になることから、お布施や謝礼を済ませていない場合には、この際にきちんと渡すようにしてください。
病院関係者の方
また最後を看取ってくれた病院関係者の方にも迷惑を掛けたお礼として簡単に挨拶をするといいでしょう。
病院関係者の方は基本的に忙しいことが多いので、できるかぎり短時間で挨拶を終わらせるのがマナーです。
今後も自身がお世話になる可能性もあることから、丁寧な挨拶、もしくは会えなかった際に渡す手紙などを携えておくといいでしょう。
葬儀の世話役の方など
逝去された方が一家の長の場合など、葬儀が大きなものになり世話役や委員会が立ち上げられ、多くの方が葬儀のために動いてくれることも多いです。
このような方々がいらっしゃる場合には、謝礼もしくは菓子折りなどを持って挨拶回りをしたほうがいいでしょう。
もちろん断られることもあるので、その際は電話口で丁寧なお礼を伝えるようにしてください。
お世話になった近所の方々
また地方によっては葬儀の際に近所の方々が総出で葬儀の手伝いをしてくれるところもあるでしょう。
もちろん手伝って頂いた方々には簡単な菓子折りなどを持参して挨拶回りをするべきです。
一軒一軒電話のアポイントを取るのは非効率的ですし、相手のご家庭にも迷惑を掛けてしまう恐れもあるため、日取りを決めてお礼回りをするといいでしょう。
仮にその際に不在だった場合には御礼状を送付することも検討してください。
逝去された方が勤めていた会社の方々
最後は逝去された方が勤めていた会社に行ってお礼を伝えるのを忘れてはいけません。
順番としては上司の方からスタートし部下の方までお礼を伝えるといいでしょう。
私物の引取りなども行うため短時間での挨拶回りになる場合が多いです。
葬儀後の挨拶を遺族の方に行う場合について
ここまで遺族側が挨拶回りを行う方法についてをお伝えしましたが、遺族の方々に向けて挨拶をする場合には必ず逝去された方の宗教を確認してから挨拶に伺うようにしてください。
必ず逝去された方の宗教を確認してから挨拶に伺うこと
なぜ逝去された方の宗教を確認してから挨拶に伺わなければならないかというと、宗教別に使ってはいけない言葉がありますし、逝去することに対しての価値観も異なってくるからです。
たとえば、弊社が専門にしている宗教であるキリスト教では宗派によって異なる考えはあるものの死を喜ぶべきものとして考えています。
そのため、仏教と違い故人を偲ぶ言葉である「ご愁傷さまです。」といった言葉は忌み言葉として扱われるため注意しましょう。
宗教別の挨拶マナー・例文
宗教別の挨拶のマナーと例文を以下では簡単に解説していきます。
仏教
仏教の場合、故人を偲ぶことに対して特別な忌避感はないため通常の挨拶では、相手の心を思いやり次のような言葉を投げかけます。
「この度は〇〇様のご逝去につきまして、心からお悔やみ申し上げます。葬儀に参列できず申し訳ありませんでした。」
基本的に挨拶に伺うのは葬儀に参列できなかった方になるので、上記のような例文を使うといいでしょう。
キリスト教
キリスト教に関しては仏教と異なり故人を偲ぶ言葉や死を悼む言葉が使われない点に注意しましょう。
「〇〇様が安らかに眠られますようお祈り致します。この度は葬儀に参列できず大変申し訳ありませんでした。」
上記のように「安らかに眠られますよう」という言葉は特定の宗教に偏った言葉ではないため、わからない場合には利用することをおすすめします。
なお、キリスト教や仏教に関するお悔やみの言葉に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
葬儀後の挨拶を行えない場合の対処法
では遺族側が葬儀後の挨拶を行えない場合にはどのような対処法があるのかというと次のとおりです。
・電話で謝辞を伝える
・御礼状をしたためる
それぞれの方法を解説していきます。
電話で謝辞を伝える
葬儀後の挨拶が行えない最もベターな対処法は直接電話して謝辞を伝えることです。
電話での謝辞であれば、誠心誠意の言葉が伝わりやすいのでおすすめです。
ただし、電話は相手の時間を拘束してしまうため、できるだけ2〜3分で終わらせるようにしましょう。
御礼状をしたためる
電話が繋がらなかったり何らかの事情で電話ができないときには、御礼状をしたためるといいでしょう。
御礼状を書くときのポイントは次のとおりです。
- 結論からお伝えする
- 重ね言葉を使わない
それぞれ確認してみましょう。
結論からお伝えする
まず御礼状はすぐに内容が相手に伝わるように結論から伝えるようにしてください。
というのも、手紙を読む時間を相手に掛けさせないための心遣いは最低限のマナーだからです。
もちろん、お礼を伝えたい方に向けて多くの言葉を書きたいところですが、まずはお礼が先にきて補足の内容は後にするといった書式を間違えないようにしましょう。
重ね言葉を使わない
また手紙を書く際には重ね言葉を使ってはいけません。
重ね言葉は繰り返し言葉ともいわれ、不吉な出来事が重ねて起きるといった不吉な言葉でもあるんです。
そのため、重ね重ねや様々、多々といった言葉は絶対に使用を避けましょう。
葬儀後の挨拶によくある質問
最後の項目では葬儀後の挨拶によくある質問に対して回答を行っていきます。
具体的な内容は次のとおりです。
・菓子折りなどの謝礼を持参すべきですか?
・親戚への挨拶はどのようにすべきですか?
・葬儀後の挨拶に来られた方にどのような対応をすべきですか?
それぞれ見ていきましょう。
菓子折りなどの謝礼を持参すべきですか?
菓子折りなどの謝礼は必ず持参して、相手が断ってきたときには無理に渡さないようにしてください。
あくまで気持ち程度の謝礼である前提に立って、必ず受け取ってもらうといった姿勢はやめておきましょう。
親戚への挨拶はどのようにすべきですか?
親戚への挨拶は基本的に電話口になることのほうが多いでしょう。
というのも、遠方に住んでいる親戚に挨拶しようにも、時間を取って向かうことができないからです。
もちろん近場に住んでいるのであれば、きちんと挨拶すべきですが、遠方の場合相手方に迷惑や心労を掛けさせてしまう恐れもあるので注意しましょう。
葬儀後の挨拶に来られた方にどのような対応をすべきですか?
葬儀後の挨拶に来られた方に対しては、基本受け入れる体制で対応すべきです。
というのも、葬儀後の挨拶は長居するものではなく立ち話で2〜3分で終わるものも多いからです。
そのため、こちらからもてなす必要もないので、お礼を伝えられるのを受け止めるといった考えで臨むことが最適です。
葬儀後の挨拶は今後の関係性を円満にするためにも必要
今回の記事では葬儀後の挨拶について詳しく解説してきました。
冒頭でもお伝えしたように最近では挨拶回りをしない地方もあります。
このような場合にでも、簡単な挨拶だけはしておいたほうがいいでしょう。
というのも、今後の関係性を円満にする効果もあるからです。
故人が付き合っていた方であっても、今後ご家庭に対していい影響与える可能性もあるため、むげに扱うようなことだけは避けましょう。
もし、親しい誰かが亡くなった、もしくは誰かが亡くなったことを聞いた場合でお悔やみの言葉がわからないときは、こちらでも解説しています。