葬儀の準備
家族葬は「通夜なし」でも大丈夫!一日で葬儀を終える方法と流れ
2023.03.08
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「家族葬では通夜なしにしても大丈夫なの?」
「家族葬で通夜をなくすとしたらどうすればいいの?」
このような悩みを抱えている方も多いでしょう。
当記事では、家族葬で通夜をなくすことができるのかを解説しながら、通夜をなくすメリットについても解説します。
家族葬は一日葬として通夜なしでも可能
たしかに家族葬を行うと一日葬として通夜なしで葬儀を行うことも可能です。
日本の葬儀は通夜と告別式といった流れで行われる場合もありますが、なぜ家族葬では通夜なしでもいいのかといった理由もきちんと知っておく必要があります。
仮に家族葬を行うこととなり、親族から「通夜をなぜしないのか」と聞かれた際に、理由付けが行えないと納得してもらえないでしょう。
そこで、今回の項目では通夜の背景について詳しく解説していきます。
一日葬とは?
そもそも一日葬とは告別式と火葬のみが行われる葬儀を指しています。
通夜を行わないことによるメリットとしては、参列者の負担を軽減したり、費用負担を軽減できたりといったものがあります。
通夜がなくなるからといって特別なことはなく、告別式や火葬は通常通り行われることが多いでしょう。
ちなみに一日葬の費用をトータルすると40〜80万円ほどで、葬儀費用平均の200万円と比べると半分程度になることがわかります。
ただ、一日葬をしたからといって逝去された方をないがしろにしている訳ではないので、ご遺族側の費用感にあわせて葬儀を行うことが大切です。
通夜はそもそも一般の弔問客に行われる
ではなぜ通夜がない一日葬が逝去された方をないがしろにしていないのかというと、そもそも通夜は一般の弔問客を招いてお別れをするといった側面があるからです。
元々の通夜の意味としては、逝去された方と親しかった方を招いて最後の夜を過ごす儀式という側面がありました。
ただ昨今の通夜となると、関係者の方達を招く場合も多く、本来の通夜とは違った側面も出てきています。
そのため、通夜をなくし親族や親しい人だけが集まる家族葬をおこなえば、本来の意味での通夜の意味を含んだ葬儀を執り行えるでしょう。
家族葬とは親族だけで行う葬儀
ここまで一日葬の意味についてをお伝えしてきましたが、続いては家族葬とは何かを確認していきましょう。
家族葬とは親族だけで行う葬儀といった意味もありますが、もう少し対象を広げると逝去された方と親しかった人なども招待することが可能です。
文字通りの意味で家族葬を捉えてしまうと、勘違いしがちな点に注意しましょう。
このような勘違いがないように、以下の項目では家族葬の背景について簡単に解説していきます。
家族葬が行われるご家庭は増えている
ある統計によると家族葬を行っているご家庭は半数以上に増えていて、さらに直葬(火葬式)の統計的な数値も2022年は過去最高値を更新しています。
この背景にはコロナといった感染症の影響も考えられますが、その他にもゼロ葬といった概念もあり葬儀に関する認知内容が徐々に移り変わっているとも考えられます。
このように葬儀を盛大にするよりも、身内の中できちんと逝去された方を送り出そうといった気持ちがあらわれていると考えれば、家族葬は時代にあった葬儀なのかもしれません。
ちなみに、当社ではキリスト教専門の葬儀をフルオーダーメード可能です。
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家族葬だけでなくゼロ葬といった概念も広まっている
先ほどゼロ葬といった言葉がでてきましたが、このゼロ葬は家族葬よりも簡易な葬儀である直葬(火葬式)を行おうといった意味が含まれています。
昨今では身寄りのない方や葬儀費用が負担できないご家庭が増えてきていることから、ゼロ葬といった言葉が普及しています。
仏教では逝去された方の死を悼み、キリスト教では新しい旅立ちを喜ぶというのが元々の意味です。
とすると、現代の葬儀は本来持っている意味から離れているのではないかと考えるのも無理はないでしょう。
このようなことから、盛大な葬儀を行って逝去された方を送り出すといった考え方、ゼロ葬のように火葬式のみの考え方の中間に値するのが家族葬であると考えておくと理解しやすいです。
家族葬で通夜がない場合の一般的な流れ
家族葬で通夜がない場合の葬儀の一般的な流れは以下のとおりです。
・告別式まで
・告別式
・火葬
これら一連の流れを知って通夜のない家族葬に備えましょう。
告別式まで
病院などの場所で逝去された方は、死後24時間経過後に納棺が行われます。
死後24時間といった時期は法律的に定められている期間なので、逸脱すると法律違反になる点に注意しましょう。
とはいえ、葬儀会社に葬儀を依頼すると納棺に関する準備から実行まで全てを法律に準拠された形でおこなってもらえるので安心です。
通夜がない家族葬になった場合には、納棺式は葬儀の前日までにおこなわれることがほとんどになります。
告別式
納棺が完了して葬儀になると、通夜がない家族葬ではすぐに告別式がおこなわれます。
告別式とは火葬の前に逝去された方との別れを惜しむ儀式を指しています。
ここでの儀式内容は仏教であれば読経や焼香、キリスト教は宗派によっておこなうことが異なるので葬儀会社と綿密な打ち合わせをしておきましょう。
告別式が終わると出棺が執り行われて火葬に移ります。
火葬
日本ではほとんどの地域で土葬が禁止されているので、宗教に限らず火葬がおこなわれるのが一般的です。
もちろん土葬に関しても一部地域で認められていますが、火葬になることがほとんどでしょう。
キリスト教では魂が還る肉体を保存するといったことから、土葬がなされる国や地域がほとんどです。
ただ、同じ島国であるイギリスもキリスト教国家ではあるものの火葬がなされるため、基本的に火葬か土葬かに関しては風習によって変わると考えておきましょう。
家族葬を通夜なしにするメリット
家族葬を通夜なしにするメリットは次のとおりです。
・体力や精神面の負担がほとんどなくなる
・費用全体を抑えられる
・逝去された方とのお別れに時間を使える
・参列者に負担をかけない
それぞれを確認していきましょう。
体力や精神面の負担がほとんどなくなる
家族葬を通夜なしにするメリットの一つ目は、体力や精神面の負担がほとんどなくなるといった点です。
というのも、通夜では遺族側が多くの方を迎え入れることになるため、気が休まる期間がないからです。
告別式のみになれば、親しい間柄の方だけの応対になるので、体の負担はほとんどなくなるでしょう。
費用全体を抑えられる
一般的に葬儀費用の平均は200万円程度といわれていますが、家族葬の場合には高くても80万円程度になります。
そこから通夜をなくせば、40万円程度の費用になるため平均金額の5分の1まで圧縮できます。
費用面を圧縮することが気になる場合には、告別式や精進落しだけに費用を追加するといった方法で、盛大にすることも可能なので費用面から打ち合わせをしたい場合には、当社まで一度ご相談下さい。
逝去された方とのお別れに時間を使える
通夜をなしにすると逝去された方とのお別れに時間を使えないと思われがちですが、一般の弔問客の応対がなくなるため、きちんとした時間を取れると考えていいでしょう。
もちろん家族葬で進めるといっても、参列者が多くなればなるほど親族側が別れに使える時間が少なくなる恐れもあるので、バランスを大事にして下さい。
参列者に負担をかけない
ここまでは遺族側の負担を考えてきましたが、通夜がない家族葬では参列者にも負担をかけないと考えておくといいでしょう。
というのも、通夜と告別式といった二日間の葬儀になるとタイミングがあわない参列者もいるからです。
そのため、通夜がないことで告別式のみの参加でいいとなった際には、日程的に助かる参列者がいることにも留意しておくといいでしょう。
キリスト教では通夜なしは普通
ちなみにキリスト教では通夜なしの葬儀が一般的です。
カトリックやプロテスタントともに通夜があるのは日本だけというのが一般的な回答になります。
ただ、他宗派になると通夜が行われる場合もあるため、一概に全てのキリスト教に通夜がないといえない点には注意しましょう。
家族葬を通夜なしにした場合によくある質問
最後の項目では家族葬を通夜なしにした場合によくある質問をまとめておきます。
具体的な内容は次のとおりです。
・出席する側なら香典はどうすればいいですか
・家族葬と直葬の違いを教えてください
それぞれ簡潔に回答します。
出席する側なら香典はどうすればいいですか
家族葬を通夜なしにした場合にも出席する側は香典を用意するのがマナーです。
というのも、通夜なしにしたとしても、葬儀には費用が必要になるからです。
たとえば、家族葬であっても精進落しで料理が振る舞われることが多いので、料理を食べた分きちんと費用を支払うといった認識を持っておくと失礼はありません。
ですから、出席する側もきちんと香典を用意しておくようにしましょう。
家族葬と直葬の違いを教えてください
家族葬と直葬は次のような違いがあります。
・家族葬:親しい人だけで葬儀を行うこと
・直葬:火葬式のみで葬儀を行うこと
このように葬儀の形態が明確に違う点に注意しましょう。
家族葬で通夜なしでもオーダーメードの葬儀はできる
今回の記事では家族葬で通夜をなしにすることが可能かどうかをメインに解説してきました。
結論としては、家族葬で通夜をなくすことは簡単ですし、今では通夜をなくすご家庭も増えてきています。
ただ、通夜をただ単純になくすことは、ご遺族・ご親族全体から何かしらの意見がなされる場合もあります。
ですから、オーダーメードの家族葬を提案し、通夜なしでも十分にお別れができる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
当社ではキリスト教専門にフルオーダーメード葬儀を提案しているので、まずは一度ご相談下さい。