葬儀のマナー
供花の相場は1基か1対かで変わる
2023.04.03
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「供花の相場っていくらくらい?」
「供花を1基にするか1対にするか、何か決まりがあるのかな」
このように悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
供花というと葬儀に向けてご遺族に贈る花であり、準備には細心の注意が必要です。
当然ながら費用がどれくらいかかるのかも、きちんと確認しておく必要があるでしょう。
当記事では供花の費用相場をお伝えしながら、手配方法や意味までを解説します。
供花の費用相場
供花の費用相場は、以下のとおりです。
・1基:7,000〜2万円
・1対(2基):1万5,000円〜4万円
具体的に説明します。
1基の相場は7,000〜2万円
供花を1基注文すると7,000〜2万円ほどかかります。
供花の豪華さによって値段が変動します。
基本的に逝去された方との関係性によって、供花の豪華さや種類を決める場合が多いです。
困ったときは葬儀社に問い合わせると、どのような供花が望ましいのか、一から対応してくれます。
1対(2基)の相場は1万5,000円〜4万円
供花1対の相場は、おおまかに1基の倍くらいと認識しておけば間違いありません。
「大きな供花はスペースの問題で飾れないけれど、できるだけ華やかにしたい」と考えて、左右1基ずつ飾れるように1対で注文する方もいます。
こちらも逝去された方との関係性や予算を考慮して決めます。
1基にするか1対にするかは贈る人の予算次第
供花を1基にするか1対にするかは、贈る人の予算次第で決めて問題ありません。
以前はフラワーアレンジや籠アレンジは1基で贈り、フラワースタンドは2基1対で贈るのが一般的とされていました。
しかし、最近では以前ほど盛大な葬儀を執り行わない方が増え、葬儀場のスペースの問題でたくさん贈られると困る方もいます。
特に決まりはないため、ご遺族に確認した上で、贈る方の気持ちと予算で決めましょう。
供花の手配方法3つのステップ
ここからは供花の手配方法を3ステップでお伝えします。
1.葬儀日時と喪家名、供花を受け付けているか確認する
2.連名にするなら関係者と相談する
3.葬儀社に注文する
順番に解説します。
葬儀日時と喪家名、供花を受け付けているか確認する
供花を手配する前に、喪主の方に葬儀日時と喪家名、供花を受け付けているかを確認しましょう。
というのも、スペースの問題や逝去された方の遺志を尊重して、供花を断る方もいるからです。
供花を手配してから受け付けていないことが判明したり、喪家名が認識していたものと違ったりしたら大変です。
ミスを防ぐためにも慌てて手配せず、いったん喪主の方に確認をとりましょう。
連名にするなら関係者と相談する
供花を連名で出すなら、関係者と相談して予算や分担を決めましょう。
仮に、親族の連名で供花を用意するなら「兄弟一同」「〇〇家一同」といった形で出す場合が多いです。
他の方が連名で出すつもりだったのに、知らずに個人名で手配してしまったら、葬儀の際にバランスが整わなくなって悪目立ちしてしまう恐れがあります。
葬儀にはふだん顔を合わせない遠い関係の親戚が多く集う場合も十分に考えられます。
マナーを守ることができていない印象を与えてしまうと、そのイメージを払拭するのは難しいでしょう。
葬儀に参加する予定の共通の知り合いがいる場合は、供花を手配する前に連名で手配するか、事前に相談するのが無難です。
葬儀社に注文する
供花を手配するための情報が揃ったら、なるべく早めに葬儀社に注文します。
一般的に通夜の日の午前中には届いている必要があるため、供花を出すことが決まったらすぐに手配しましょう。
通夜を行わない場合は、葬儀の前日までに手配します。
万が一、通夜にも葬儀にも間に合わなかった場合は、後飾りとして祭壇に供えるために、喪家に届けるよう依頼するのがいいでしょう。
供花と香典、両方用意するのはあり?
喪主の方が受け取っていただけるならば、供花と香典を両方用意しても問題ありません。
特に、供花を連名で贈った場合、香典は各自包んで持っていくケースが多いです。
供花も香典も同じような意味合いがあるため、どちらか片方で良いと考える方もいますが、気持ち次第で両方用意しても失礼には当たりません。
ただし、どちらも葬儀の規模によっては遠慮される方がいるので、贈っても良いのか事前に確認しましょう。
供花は生花なので季節によって相場とアレンジが変化する
供花は生花なので、季節によって相場もアレンジも若干変化します。
注文する際に見本の写真があっても、そのとおりに用意できるとは限らないと認識しておいてください。
たとえば「逝去された方がチューリップが好きだったから供花のアレンジに入れたい」と考えても、葬儀の時期が冬だったら用意できません。
供花がどんなアレンジになるか不安な方は、供花を手配する際に葬儀社へ問い合わせてみましょう。
供花は宗教によってふさわしい花の種類が違う
供花にふさわしい花は、宗教によっても少々違います。
白い百合やカーネーションは、どの宗教でも葬儀にふさわしいとして人気です。
この項目では、宗教ごとにふさわしい花と、その意味を紹介します。
仏式では菊・カーネーション・百合
仏式では菊・カーネーション・百合がよく使われます。
色は白に限らず選ばれるため、カラフルな供花になりやすいです。
・菊:邪気を払うとされている菊は、仏花として最もよく使用される
・カーネーション:亡き母を想う花として母の日とともに日本で広まった
・百合:よく美しいものの例にされている百合は、その華やかさから用いられることが多い
特に菊は仏花として有名です。
天皇家の紋章と関連があるとする説もありますが、一年中出回っていて長持ちする花だから、ということが大きな理由だといわれています。
神式では白い菊・百合
神式では仏式より白い花や淡い色の供花を用いる傾向にあります。
なぜなら、日本ではもともと白が弔いの色として用いられていたからです。
白い菊や百合が供花に使われるのは以下の理由からです。
・白い菊:花言葉に「ご冥福をお祈りします」があるため
・百合:「純潔」「高貴」の意味を持つため
黄色の菊を使用する場合もあるので、必ずしも白にこだわる必要はありません。
あくまで逝去された方とご遺族の気持ちを最優先に供花を用意します。
キリスト教式ではカーネーション・百合・胡蝶蘭
キリスト教式の葬儀では、洋花を使用します。
主に使われるのはカーネーション・百合・胡蝶蘭です。
・カーネーション:母の日のシンボルは、お母様が逝去された場合によく使われる
・百合:キリスト教では、百合は聖母マリアの象徴
・胡蝶蘭:「純愛」の花言葉が逝去された方を想う気持ちにふさわしいとされる
キリスト教の葬儀でも、白い花を用意することが多くあります。
キリスト教のマナーがわからず不安なら、キリスト教専門葬儀会社である当社にお任せいただければ最適な供花を用意します。
供花の相場によくある質問
供花の相場によくある質問は次のとおりです。
・供花の値段で何が変わるの?
・供花のお礼はどうしたらいいの?
・供花はどこで手に入れるのがいいの?
それぞれについて簡潔にお伝えしていきます。
供花の値段で何が変わるの?
供花の値段で何が変わるのかといえば、量が変わります。
冒頭部分でもお伝えしているように、1基7,000〜2万円、1対1万5,000〜4万円という価格設定になっていて、量が変われば値段も変わることがわかるでしょう。
ただ、なぜこのような値幅がついているかというと、供花に使われる花は時期や豊作・不作といったイベントに左右されてしまい、品質や地域などの外的要因による影響を受けることが多いからです。
単に値段が高いから良い質の供花であるといった判断はせず、色々な要因で変動することがある点には注意しましょう。
供花のお礼はどうしたらいいの?
ご遺族の方からすると供花のお礼にはどのようなものを選ぶか、また値段はいくらが良いのかがわかりづらいでしょう。
どれだけ多くの供花を渡されたかによって値段は異なりますが、おおよそ相場の3分の1の値段をお礼として渡すのがマナーです。
相場の3分の1といわれても金額がわからない恐れがあるので一般的な値段をお伝えすると、おおよそ4,000〜8,000円程度を返礼品に充てると良いでしょう。
たとえば、1対の供花を提供して頂いた方には8,000円のお返しをし、1基の供花の場合には4,000円のお返しをすると値段が合います。
このように供花の数によって返礼品を変えると失礼なくお返しができます。
供花はどこで手に入れるのがいいの?
供花はお葬式のために贈るお花であるので、近くのスーパーやショッピングモールでは購入できません。
また基本的に特別な装飾を施すものでありフォーマットにもこだわらなければならないので、葬儀会社に依頼したほうが良いでしょう。
もちろん、葬儀会社だけでなく対応してくれる花屋さんもあるかと考えられますが、安定して用意できるのは葬儀会社になります。
ちなみにキリスト教専門葬儀会社である当社でも、供花の取り扱いを行っています。
気になる方は以下のページから見てみて下さい。
供花について迷ったら葬儀社に連絡を
今回の記事では供花の相場についてお伝えしてきました。
供花は時期が来ると枯れてしまう生花を素材としているので、値段も高めです。
ただ、葬儀にお花は必須であり、ご遺族の支えとなるべく供花を送ることは喜ばれることでしょう。
もちろん品質の高い供花を提供することが一番ですので、どうしても失敗が怖いと考える方は当社におまかせいただければお力になることができます。
ご要望を聞きながら最適な供花をお届けいたします。