教会への献金・お礼
家族葬の相場は?
2023.06.04
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「家族葬は一般葬よりも費用が抑えられるって本当?」
「キリスト教式で家族葬をあげたいが、費用の内訳を知っておきたい」
このようにお悩みの方も多いでしょう。
感染症対策で大規模な葬儀が少なくなってきた今、家族葬をおこなう方が年々増加傾向にありますが、いざあげようとすると費用相場がわからず困ってしまいます。
本記事では、家族葬の相場を解説した上で、できるだけ安くするアイデア6選も紹介します。
東京の家族葬の費用相場は80〜150万円
東京の家族葬の費用相場は約80〜150万円です。
費用の内訳は以下の3つにわけられます。
・葬儀費用
・飲食接待費
・お布施、献金や御礼など
それぞれ解説します。
葬儀費用
まず、葬儀社や火葬場に支払う葬儀費用が発生します。
具体的には以下のようなものが葬儀費用に含まれます。
・告別式や葬儀の会場費用
・斎場費用(火葬中の待合室料など)
・火葬料
・霊柩車やバス、タクシー等の車両代
・祭壇・供花・棺代
・遺影・位牌・骨壺代
・ご遺体安置料
・設営に関わる道具等のレンタル料
・運営スタッフの人件費
後から有料プランを追加することになって、想定以上に費用がかさむ事態を防ぐために、葬儀プランを申し込む際に必ず見積もりを取って項目を確認しておきましょう。
飲食接待費
通夜振る舞いや精進落としなどの会食をおこなう場合は、飲食接待費も喪主が負担します。
通夜振る舞いは1人2,000〜3,000円、精進落としは5,000円程度が相場です。
たとえば、火葬の後の会食に10人参加すれば、5万円の飲食代が発生します。
一般葬と違って家族葬はあらかじめ参加人数がわかっているので、多めに料理を用意せずに済むのがメリットです。
斎場からの移動時間も考慮して、できるだけ無理のないスケジュールで動けるようにお店を予約しておきましょう。
お布施、または献金や御礼など
菩提寺の僧侶に渡すお布施の金額は20万円からが相場といわれています。
お布施は、読経や戒名をつけていただいたお礼の気持ちを表すために渡すものなので、厳密な価格設定はありません。
しかし、全国的な相場はある程度決まっていて、読経料15〜30万円、戒名料10万円以上が一般的とされています。
お気持ち程度でいいとはいえ、数千円〜数万円程度では少なすぎるので気をつけましょう。
お寺様との関係性や地域によって多少金額が異なるため、不安に思ったら菩提寺の方に直接尋ねても失礼には当たりません。
一方、キリスト教の場合、教会への献金は仏教式のお布施に当たるもので、一般的な相場は約10〜20万円とされています。
教会に10万円~、神父様や牧師様に10万円~をそれぞれ渡します。
また、葬儀中にオルガンを弾いていただくオルガニストに向けて、1~2万円を渡します。
あくまで気持ちをあらわすために包むお金とされていますが、教会によっては規定で金額が決まっているところもあるため、必ず確認してください。
この他、宗教や宗派問わず日本の慣習として、葬儀に関わる車両を運転していただいたいた方や火葬場に携わるお手伝いの方々などに向けて、感謝の気持ちとして心付けを渡すことがあります。
東京の場合は、霊柩車・バス・タクシーなどの運転手、火葬場の事務所・サービス係・火夫に3000円~をそれぞれ渡す場合が多いです。
ただ、東京の一部の民間火葬場では、心付けの辞退を表明しているところもあります。
誰にどのくらい渡すべきなのか、渡さなくてもよいのか、というような疑問は、事前に葬儀社としっかり相談しておきましょう。
東京での家族葬以外の葬儀の費用相場は100〜200万円
家族葬ではなく一般葬をあげると、費用は100〜200万円程度かかります。
逝去された方の関係者を50〜150人程呼んで通夜から盛大におこなう一般葬では、家族葬より数十万〜数百万円もプラスして払う場合が多いです。
事前に参列者が確定しておらず、当日になって想定以上の人数が参列する場合もあり、当初の見積もりからさらに費用が跳ねあがることも少なくありません。
さらに、200人以上が参加する大規模な葬儀になると約400万円にまで平均費用が上がり、主催側の負担が増加します。
そのため近年では、時間もお金も労力もかかる一般葬を避ける方が多くなってきています。
家族葬の費用が相場より安く抑えられる理由
家族葬の費用が相場より安く抑えられるのは、参加人数が少ないので斎場使用料や飲食代が安く済むからです。
主催者が出席してほしい人を選定しておこなうので、見積もりより費用がかさむこともほとんどありません。
一般葬より家族葬の費用相場が安く抑えられる理由を見ていきましょう。
参加人数が少ないため、斎場使用料や飲食代が安く済む
家族葬は一般葬より参加人数が少ないため、斎場使用料や飲食代が安く済みます。
100名入場できる斎場と20名入場できる斎場では、部屋の大きさが違いますので、当然、使用料が変わります。
飲食代も5,000円相当の食事を100人分手配するのと、20人分手配するのとでは、喪主の経済的負担度合いがかなり違ってくるでしょう。
参加人数が少ないだけでかなり費用が抑えられます。
参加人数は20人程度まで
家族葬の参加人数は20人程度までが一般的です。
家族葬は親族しか出席できないと思われがちですが、逝去された方と親しい関係だった方々を数人呼ぶことも可能です。
一般葬とは違って事前に参列してほしい方を主催側が選んで声をかけて開催します。
50人規模になると家族葬プランでは扱えない人数になってしまうこともあるため注意しましょう。
家族葬の費用を相場より安く抑えるアイデア6選
ここからは家族葬の費用を相場より安く抑えるアイデアを6つ紹介します。
1.生前予約をする
2.見積もりを複数とって比較検討する
3.市民葬を申し込む
4.公営斎場を使用する
5.直葬・火葬式でおこなう
6.会食を省く
順番に見ていきましょう。
1.生前予約をする
1つ目のアイデアは生前予約をすることです。
葬儀社の中には生前予約をすると割引が受けられるところがあります。
また、次の項目でも解説しますが、事前に葬儀内容を比較検討すれば不要な出費を抑えることができます。
生きているうちに亡くなった後のことを話すのは少しためらわれるでしょうが、終活に前向きな方なら、本人の希望を反映した葬儀内容で予約しておくのも良い選択です。
2.見積もりを複数とって比較検討する
複数の葬儀社の見積もりを取って比較検討することで一番安い葬儀社を選べます。
様々な葬儀プランを見比べることで、どれくらいの費用で希望する葬儀が行えるか相場を把握できます。
葬儀社に提案されたプランをよく見ると、不要なサービスや数量を多めに見積もられている場合があるので要注意です。
比較検討に時間を割けるなら、複数の見積もりを取ってじっくり考えましょう。
3.市民葬を申し込む
自治体で受け付けている市民葬を申し込むことで相場より安く済む場合があります。
市民葬とは、自治体と葬儀社が提携して、比較的安価に一般的な葬儀プランを組んで提供しているものです。
セット内容が明確に決められているため、何も考えずに任せれば葬儀を行えるようになっていて、葬儀社と長時間打ち合わせをおこなう手間が省けます。
葬儀内容に特にこだわりがない場合は、市民葬を申し込んで葬儀社に任せてしまっても良いかもしれません。
4.公営斎場を使用する
火葬場は公営斎場を使用することで費用が抑えられます。
自治体によっては無料で使用できるところもあります。
斎場に支払う費用相場は以下のとおりです。
・公営斎場に支払う費用→約数千円~5万円
・民営斎場に支払う費用→約7~15万円
公営か民営かの違いだけで、数万円単位で費用に差が出てきます。
住んでいる地域で利用可能な公営斎場があれば、検討してみましょう。
5.直葬・火葬式でおこなう
僧侶や神父・牧師様を呼ばずにシンプルに直葬・火葬式で済ませれば、かなり費用が抑えられます。
直葬・火葬式とは、通夜・告別式・葬儀等をすべて省いて火葬のみをおこなうスタイルです。
読経や祈りを行わず祭壇も用意しないとなると、かなりあっさりしたお別れになり、寂しいと思う方もいるかもしれません。
しかし、合理的に考えると金銭的・身体的負担が少ない火葬式は、残された遺族にとってメリットが大きい葬儀スタイルです。
6.通夜・会食を省く
通夜を省いて一日葬にしたり精進落としを省いたりすれば会場代や飲食代がかかりません。
2020年以降、感染症対策を理由にこれらを省略する方が増えています。
弔う心さえ忘れなければ形式に沿った葬儀をおこなう必要はない、という考え方が都市部を中心に広まっています。
出席者の理解を得られるようであれば、葬儀前後の流れを省いても問題ありません。
キリスト教式の家族葬の相場について
キリスト教式の家族葬は、仏教式より安い場合があります。
また海外から見ると、むしろ日本の仏教式が高すぎるという声もあるようです。
ここでは、キリスト教式の葬儀費用について解説します。
キリスト教式の葬儀費用は仏教式より安い場合がある
キリスト教式の家族葬は、仏教式より安い場合があります。
その理由は、キリスト教式は読経料や戒名料がかからないからです。
聖職者に支払う謝礼の相場は10万円~、教会への献金が10万円~なので、最低限のお気持ちをお包みする場合は、仏教式と比べると多少費用が抑えられます。
キリスト教における献金や御礼が、仏教と比較して比較的安い理由は、葬儀1回で大きな負担をかけてしまうよりも、その分、少しづつで構わないので教会に献金をしていただくことによって、長く教会に通ってほしいという思いがあるからです。
海外から見ると、そもそも日本の葬儀費用は高すぎるともいわれています。
キリスト教式が主流の欧米諸国では、日本円換算で10〜50万円で葬儀をあげられるそうです。
葬儀に100万円も200万円もかける日本人のほうが、世界的に見ると不思議な人種と思われているかもしれません。
葬儀費用
キリスト教式で葬儀をあげるためには、一般的にかかる費用と同じように、ご遺体を寝かせるためのベッドや棺、聖具一式の使用料、花祭壇などを用意してもらうための費用が発生します。
家族葬にする場合は、少人数で逝去された方の門出を祝うため、移動時の交通費や飲食代が抑えられるでしょう。
葬儀の流れが少し違うだけで、会場を借りて開催費用を払う点は仏教式と変わりません。
キリスト教式の葬儀費用の詳細な内訳を知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。
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家族葬をあげる場合の費用相場について、費用の抑え方も考えつつ解説しました。
費用相場がわかっても、たとえば心付けを関係者それぞれにいくら包めば良いかはケースバイケースです。
また近年、花などの値段が上がり続けていますので、従来と同じ規模の葬儀を上げる場合は、従来以上に費用がかかる場合も少なくありません。
葬儀費用に関して不安な点は、通われている教会や葬儀をお願いしたい葬儀社に事前に相談してから、葬儀を行いましょう。
現在通っている教会はないもののキリスト教式の葬儀を行いたい、という方は、是非弊社にご相談ください。
お見送りする側にとってご負担の少ない葬儀を行いたい等のご意向に沿える形で、最良の旅立ちを演出するお手伝いをいたします。