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葬儀のマナー

家族葬の流れと手続きについて

2023.04.26

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「家族葬の流れを知りたい」

「一般的な葬儀とは何が違うの?」

このような疑問をお持ちの方もいるでしょう。

家族葬は、一般的な葬儀よりこじんまりと行うスタイルです。

当記事では、仏教とキリスト教の家族葬の流れや、葬儀の後にやるべき手続きについて解説します。

家族葬の流れを6ステップで解説

家族葬の流れを6ステップで解説

仏教式の家族葬の流れを6ステップで解説します。

1.安置・連絡

2.葬儀の打ち合わせ

3.通夜

4.葬儀・告別式

5.出棺・火葬

6.精進落とし

順番に見ていきましょう。

1.安置・連絡

逝去されたら、ご遺体はいったん病院の霊安室に安置されます。

ただし、長く置かせてもらうことはできないので、葬儀会社に連絡して安置場所を移しましょう。

葬儀まで安置する場所が決まったら、近親者に連絡します。

葬儀社の安置場所にすぐに来られる方は、お別れのために葬儀前に逝去した方に会いにきてもらうのもいいでしょう。

家族葬は、基本的にはこのタイミングで連絡した人以外には葬儀への参列を控えてもらうことになるため、よく考えて連絡しましょう。

また、連絡した方には「家族葬なので他の人に言わないでほしい」とお願いする必要があります。

葬儀に招かない方にこのタイミングで知られてしまうと、家族葬にしたいのに参列希望者が増えてしまう等トラブルが予想されるからです。

2.葬儀の打ち合わせ

葬儀社の担当者との打ち合わせでは以下のことを話し合います。

・葬儀の開催場所

・通夜・葬儀の日時

・家族葬にすることを伝える

・予算を伝える

・死亡届の手続きをどうするか

・遺影を選ぶ

香典供花を受け取るか決める

特に、葬儀の日時は菩提寺の住職や親戚の都合、火葬場の予約の兼ね合いもあるので最優先で決めましょう。

開催場所は、葬儀ホールを使用する場合が多いですが、寺院や自宅で行うこともできます。

死亡届の手続きは葬儀社に代行してもらうことも可能なので、誰が行うかをこの場で決めます。

3.通夜

一般的な葬儀と同じく、家族葬でも通夜を行います。

ただし、一日葬では省略されます。

一般的に受付は葬儀社のスタッフや近所の方等、ご遺族以外の方が担当することが多いです。

しかし、参列者の少ない家族葬ではご家族の方が担当したり、受付を省略したりする場合もあります。

通夜では読経と焼香を執り行います。

焼香のやり方は宗派によって異なりますが、迷った場合は喪主に倣えば大丈夫です。

通夜が終わったら、通夜振る舞いをします。

お酒や精進料理を囲んで逝去された方の思い出話に興じることがほとんどです。

1時間半ほど食事したら長居はせずに帰宅します。

4.葬儀・告別式

家族葬というと、葬儀には家族しか招待できないと思われがちですが、もう少し範囲を広げて逝去された方と特に親しかったご友人も招くことができます。

こちらも人数が多すぎなければ受付を省略するケースがほとんどです。

葬儀ではまず、通夜と同様に読経と焼香を行います。

その後、弔電が寄せられている場合は奉読が行われ、棺の中に花を入れるお花入れをします。

棺に入れたい思い出の品があるなら、この段階で一緒に入れます。

最後に喪主による挨拶をして閉会です。

5.出棺・火葬

葬儀と告別式が終わったら出棺です。

棺を霊柩車に積む際には参列している男性陣の力を借りる場合もあります。

火葬に参加しない方々はここで霊柩車を見送ることになりますが、家族葬の場合は特別な理由がない限り全員で火葬場に移動します。

火葬場に到着したら、炉の前で最後のお別れです。

逝去された方の顔を見る最後のチャンスなので、心残りのないようにお別れを済ませましょう。

棺を閉じて炉に入れたら、火葬場の控え室でお骨上げまで1〜2時間待機します。

火葬が終わったら、お骨を骨壷に入れていき、蓋をして完了です。

6.精進落とし

火葬が済んだら食事の場に移動して精進落としを行います。

かつては喪に服して四十九日を迎えるまで肉や魚を使わない精進料理を摂り、忌明けに普通の食事に戻すことを精進落としと呼んでいました。

今では本来の仏教的な意味は薄れ、参列者をもてなす意味合いが強くなっていますが、名残りで精進落としと呼ばれています。

食事の前に喪主から挨拶をいただき、献杯の発声で会食が始まります。

逝去された方を偲びつつ、ご家族で会話を楽しみましょう。

家族葬が終わった後の流れ

カトリックの家族葬の流れ

家族葬が終わった後にやるべき手続きの流れを説明します。

・関係者へのお礼

・役所・保険関連の手続き

・四十九日法要・納骨

1つずつ解説します。

関係者へのお礼

香典や供花を受け取ったら、3分の1〜半分の金額でお返しとお礼状を渡します。

1,000〜3,000円程度の品物を用意するのが一般的です。

弔電のみお返しは必要ありませんが、お礼状は用意しましょう。

また、家族葬の場合は葬儀の後に、葬儀に招かなかった関係者の方々に連絡する必要があります。

「葬儀は近親者のみにて執り行いました」とハガキでお知らせするのが一般的です。

10〜12月なら、年賀状辞退の案内と共にご案内します。

役所・保険関連の手続き

葬儀が終わっても役所の諸手続きや生命保険の請求等、まだまだやるべきことが残っています。

 

年金受給権者死亡届

逝去された方が年金を受け取っていた場合、支給停止手続きを行う必要があります。

期限は厚生年金は死後10日、国民年金は14日以内です。

死亡届を提出しただけでは支給停止されず、そのまま受け取り続けると不正受給で罰せられる恐れがあるため、すみやかに手続きを行いましょう。

 

相続税

相続税は死後10ヶ月以内に税務署へ申告する必要があります。

申告書は国税庁のホームページからダウンロードできるので確認してみましょう。

手続きは相続人が行います。

 

生命保険の請求

葬儀が終了したら、保険会社へ以下の内容を連絡します。

・証券番号

・被保険者名

・死亡日

・死因

保険金の受給手続きも期限があるため、早めに手続きを行いましょう。

四十九日法要・納骨

四十九日法要・納骨は、菩提寺のご都合を伺った上で、ご家族の予定が合う日を選びましょう。

法要を行う場所は、葬儀式場や寺院、自宅のいずれかです。

四十九日法要では、30分程度で読経と焼香を行います。

近年は短縮傾向にあり、御仏壇やお墓の前で10〜15分行って法要を終えてしまう場合もあるようです。

法要が終わったら納骨式を行います。

読経してもらいながらお墓の下にお骨を入れ、供物や花をお供えします。

法要と納骨が済んだら会食して解散です。

カトリックの家族葬の流れ

カトリックの家族葬の流れ

キリスト教式の家族葬はカトリックとプロテスタントで流れが違います。

キリスト教では天に召される=悲しいことではないので、どちらも明るい雰囲気で式が進行します。

まずはカトリックの家族葬の流れを見ていきましょう。

1.危篤・臨終

2.葬儀ミサ

3.告別式

それぞれ解説します。

危篤・臨終

キリスト教の葬儀は危篤の段階から儀式が始まります。

カトリックの場合、ご家族の他に司祭または神父を呼んで「病者の塗油」という儀式を行うのが一般的です。

病者の塗油では、逝去される方の身体に油を塗り、安らかに旅立てるように願いながら祈りを捧げます。

臨終を迎えたらいったん安置所へ搬送し、その後納棺します。

葬儀ミサ

家族葬にするなら、ご家族と近しい方を少数招いて葬儀ミサを行います。

葬儀ミサの流れは一般的なカトリックの葬儀と同じです。

まず聖歌を歌い、司祭または神父が入場します。

次に、司祭または神父が棺に聖水や福音香をかけ、祈りを捧げたり聖歌を歌ったりした後に司祭または神父による福音朗読や説教をいただき、通常のミサを行います。

ミサが終わったら次は告別式です。

告別式

司祭または神父は祭壇に上がったまま、結びの祈りを捧げ、再び棺に聖水や福音香をかけます。

儀式が終わったら弔電の奉読です。

司祭または神父とは別の司会者が読み上げます。

その後、喪主が挨拶をして献花を行います。

最後に、祭壇の周りに飾られている花を棺の中に入れて蓋をし、出棺です。

聖歌を歌いながら棺を霊柩車に乗せます。

カトリックの葬儀については、次の記事でより詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

カトリックの葬儀について詳しく知る

プロテスタントの家族葬の流れ

プロテスタントの家族葬の流れ

次はプロテスタントの家族葬の流れを見ていきます。

しきたりを重んじるカトリックより、プロテスタントの葬儀のほうが比較的自由度が高いといわれています。

1.危篤・臨終

2.前夜式

3.葬儀・告別式

1つずつ説明します。

危篤・臨終

危篤を告げられたらご家族と牧師を呼び「聖餐式」を行いながら最期を迎えます。

「聖餐式」とは、逝去される方にキリストの身体を象徴するパンとワインを与え、祈りを捧げる儀式です。

賛美を捧げたり聖書を朗読したりすることもあります。

納棺の際は、牧師の立ち合いのもとで短い祈りを捧げ、ご遺族がご遺体を棺に納めます。

前夜式

プロテスタント式の場合、葬儀の前に前夜式を行います。

前夜式は仏教式の通夜にあたるものです。

牧師の説教や讃美歌の斉唱、祈祷、説教の後、逝去された方を偲ぶ話をし、最後に献花を行います。

葬儀・告別式

プロテスタント式では、葬儀と告別式を区別しません。

聖書の朗読、祈祷、讃美歌斉唱まで終わったら、牧師が逝去された方の略歴を紹介します。

続いて牧師による説教、弔電奉読、祈祷、出棺の祈り等を行い、最後に献花です。

カトリックより厳格な雰囲気ではなく、教会やご遺族によって式次第が多少変わることもあります。

プロテスタント式のマナー等を詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみましょう。

プロテスタントの葬儀について詳しく知る

家族葬は時代の流れにも適している形式

家族葬は時代の流れにも適している形式

2020年に感染症対策が意識されるようになって以降、家族葬を行うご家庭は増加傾向にあります。

家族葬だけでなく葬儀・告別式を行わない、火葬式のみのゼロ葬も増えています。

以前は盛大に行っていた有名人の葬儀ですら、近親者のみで行ったと報じられることが多くなってきました。

このように、葬儀を盛大に執り行うよりも身内だけで逝去された方の旅立ちを見守ろうという流れを見ると、家族葬は時代の流れに適しているといえるでしょう。

家族葬の流れを押さえたうえで参列しよう

家族葬の流れを押さえたうえで参列しよう

今回は、仏教・キリスト教の家族式の流れを紹介しました。

葬儀を盛大に行わなくても、逝去された方を思う気持ちは変わりません。

キリスト教式の家族葬を検討されているなら、ぜひ当社にお手伝いさせてください。

納得のいく家族葬ができるようサポート致します。

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